1. |
うたうたう
04:54
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今にも捥げそうな腕バタつかせ
如何にも飛びそうなフリして落ちてく
その下には誰もいなくて
君の果てを見る人はいない さみしいかい?
ひとり? ふたり?
裏切ったのはどっちだろう
それでもその手を離さないのは
今でも信じることが出来るから
その心はいつでも尊く
その力はいつか誰かを救うよ
ひとり ふたり
諦めずに歌うのさ
この声はきっと今は届かない
君の歌を聴くその時までは
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2. |
眠いねこ
07:02
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眠ったい 眠ったいねこが
煙ったい 煙ったい部屋の
ドアを開け うるさく鳴き出す
お気に入りの タオルを探して
燻ぶった 燻ぶった心を
既存の基本に当て嵌める
本を閉じ 眠りにつくまで
部屋の中 何も感じない
夜が明けても 夢に囚われ
空が晴れても 雲を求めて
眠ったい 眠ったいねこが
煙ったい 煙ったい部屋で
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3. |
秋入梅
03:18
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4. |
すべてのこころ (feat.とまと)
05:30
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全ての音が優しく聴こえる時
私の心は少しずつ息をするだろう
そこにある手がまるで水の中で
掴めない魚の様に届かなくても
誰かの背に隠れて指さすのは
まるで砂の城を壊すように簡単で
この記憶に宿った割れかけのレンズ
そこに刻まれるのはいつまでも青く
全ての音が優しく聴こえる時
私の心は少しずつ息をするだろう
全ての音は優しく忘れていくから
私の心はいつも満たされるだろう
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5. |
かくれんぼ
04:16
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いつか君がこの手を離す時
帰る場所もなく少し微笑む
寂しくないよと嘯いた
本当は今もここに隠れて待ってる
もういいかい、もういいよ
もういいかい、もういいよ
ただあの幸せは偽物じゃない
偽物じゃないのに
いつか君がこの手を掴んだ時
ここが帰る場所だと知ったんだ
嬉しくないよと誤魔化した
心が君に透けて見えたなら
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6. |
冬眠する家
05:00
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7. |
その音
04:52
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いつもひとりで 時にふたりで
花が落ちる その音を聴いた
時にひとりで いつもふたりで
背中合わせて知る
温度
いつもひとりで 時にふたりで
闇が裂ける いとも容易く
時にひとりで いつもふたりで
違うもの見て知る
鼓動
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8. |
春に君は冷たくなった
02:24
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9. |
感覚 (feat.THE FLYING BED)
05:12
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ちいさな へやのなかで まるまって
あまつぶ ささやいて みみすます
それだけ ここには なにもない
あかるい かんかく おもいだす
まっしろな きりのなかで てをのばして
どうしても すすめない わたしのかげ
どれだけ くりかえし ひがおちる
やさしい かんかく おもいだす
それはね たしかに うそだったよ
それでも いいやと おもえるなら
いつでも しんじて まもりつづけて
いつか こわれて しまうまで
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10. |
夏の日
05:02
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海辺の朽ち果てた家の 庭にある
小さなブランコが揺れる 音もなく
見惚れてんだ
風そのもののように
見紛うんだ
自分の過去のように
気のせいなのは知ってても そこにある
逃げ水がまるで 誘うように
通すぎんだ
飛んででも届かないくらい
近すぎんだ
私そのものだから
乗り遅れたバスの 後ろ姿
見つめて思い出す ある夏の日
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11. |
雨宿り
05:44
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そこに見て取れるものが 果てしなく遠い
あなたの大きな迷路に 出口はまだない
その壁に触れてみたら 指先を少し切った
今はもう乾き萎れた花の絵を愛でる
跪いて何を祈る まず誰を想って
今日は明日のようだし 明日は昨日のようだし
贅沢過ぎた悩みに 泣いた日々を嗤う
紫煙燻らせ雨宿り あなたを待ってる
今誰を想って
今誰を想って
今誰を想って
今誰を想ってるの
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